和戸川の書籍（その２）
「ポル・ポト審判」カンボジアで大虐殺を実行したポトが天国へ来た。そこで地獄以上の恐怖を味わうことになる。
「大統領の愛人」セクシーな女が秘書見習いとして大統領官邸へ送り込まれた。精力旺盛な大統領と親密な関係になった。
「恋する女のコンプレックス」平凡な女が街で会ったイケメンとデートの約束をしたが、不安がコンプレックスを増大させた。嫉妬する女友だちの助言が破局をもたらした。
「人間になったブタ」天才的な研究者が破天荒な遺伝子操作を行い、ヒトかブタか判別不要な「動物」を作った。
「遥かなるウクライナ」ウクライナの大平原で生まれ育った少年。両親を嵐で失いアメリカの叔父に引き取られた。高所恐怖症の少年は学校でいじめにあい、バンジージャンプを強制された。幻想のウクライナ大地へジャンプ。
「サバイバルゲームの怪」小惑星にサバイバルゲームの舞台を作るドリーム社。契約者は美女を助けるヒーローになる。少年の頃の夢を現実にしたSF作家。最後に敵役アンドロイドの正体が明らかになる。
「森の闇に潜む恐怖」ポンコツ宇宙船が深い密林に覆われた惑星に不時着した。そこにいた目に見えない魔物。隊員が次々に死んだ。最後に残ったのは心やさしい男だけだった。
「水惑星人と火惑星人」環境へ適応し増えすぎた水と火の惑星の高度知的生命体。自分たちの半分を他の惑星へ移住させる。両惑星人は地球が居住に最適な惑星であることを知った。地球争奪戦の結果が両惑星人に悲劇をもたらした。
黒のアンドロイド
時は未来。
人間が作った復讐のマシン・黒のアンドロイド。百兆個の強靭なナノ鋼鉄細胞から成るからだ。どのように過酷な状況にも耐えられる。
時空の深淵から降り注ぐ灼熱の炎によって、徹底的に破壊された地球。アンドロイドは、人類を苦悶のうちに絶滅させた侵略者を宇宙から消滅させるために、復讐の念に駆られた生き残りの人間たちによって作られた。広大な宇宙空間を瞬時に崩壊させる空間崩壊爆弾が、からだに埋めこまれている。侵略者の内部に入り込んで自爆するのだ。
人間によって、復讐、怨念、憎悪の塊にされたアンドロイドは、人類の最後の生き残りの夫婦が狂気の夢の中で死んだあとも、目的完遂のために突き進む。侵略者の壮絶な攻撃にさらされ、極限の恐怖にさらされても、復讐の怨念が打ち砕かれることはない。
人類が宇宙を制覇したときに現れた侵略者とは何か？人類をこの宇宙から抹殺した侵略者の意図とは？時空の彼方に存在する、次元の闇の中からこの宇宙に出現した、侵略者の正体が最後に明かされる。そして黒のアンドロイドの意外な存在理由も。果てのない時間と空間を舞台にした善と悪の戦い。このSFを未来の黙示録として書いた。
販売: アマゾン （紙書籍、電子書籍）笑いの時限爆弾、上巻
ポップでカラフル、クールな大人向けの一コマ漫画が121点。１つひとつの作品の背後にストーリーが潜んでいて、じっと見つめているうちに、自分の人生と重なってしまう。クスクス笑いが湧き出す。
愛の不条理をさらけ出す「第１章：愛のざわめき」。現実を裏打ちしている妄想が飛び出す「第2章：妄想する楽しみ」。１００％のしあわせはないことに気づかされる「第3章：ほろ苦いしあわせ」。現実と一体化した幻想を描いている「第4章：現実的な幻想」。常識をひっくり返すことによって得られる、イリュージョンを描いている「第5章：常識の逆立ち」。名画を楽しく見るために参考になる「第6章：名画の本質」。
笑いの時限爆弾、下巻
下巻の作品数は123点。
何でもない日常生活を孤島に移すと、何でもないことが異常であることが分かる「第1章：孤島の生活」。ご先祖様の苦労を笑いと共にしのぶ「第2章：原始人の憂うつ」。現実をちょっとひねることによって、非現実的な笑いが引き出される「第3章：あり得るあり得ない話」。影が主役になって裏側の真実を現出させる「第4章：影が語る真実」。見えない世界が見える世界に不安をもたらす「第5章：不都合な不可視世界」。笑いを宇宙へ拡散させれば、何でもありの「第6章：遥かなる宇宙」。
