夢と現実、要約2

オーストラリアから来たディンゴ犬
11. ペットが命の重みを教えてくれる
筆者が子供の時に家で飼っていた犬を、家族の中で筆者が一番面倒を見た。その犬が永眠した時の様子を、昨日のことのように覚えている。耐えられない悲しみ。愛犬が自分の命を懸けて生命の重みを教えてくれた。今の子供たちには家族の死を眼前に見る機会が余りない。ゲームの死が心に刷り込まれて死が軽くなる。愛するペットの死を身近に感じることの意味は大きい。

14. 人間として生きた犬の心

最古の犬種バセンジー
バセンジーの日常生活
16. バセンジーがやって来た
バセンジーは現存する最古の犬種だ。古代エジプトで家畜化され、「人間が初めて家畜化した犬」といわれる。ファラオが愛した犬。しかし、現在はエジプトで見ることができない。死んだ犬がからんだ不思議な偶然から、この強烈な個性を持った犬が筆者の家へ来ることになった。我が家到着後の子犬時代はいたずら三昧だった。他の犬種よりも野生に近く、自己主張が強い猫的な性格を持つ、吠えない犬バセンジー。驚きに満ちた生活を述べている。

17. 子犬なのに大物の風格
5ヶ月令のバセンジーの乳歯が、永久歯に生え変わりつつある。遊び盛りのバセンジーは怖いもの知らずだ。他の犬の威嚇に全く動じない。バセンジーは中型犬だが、気持ちは間違いなく大型犬。小型犬を歯牙にもかけず、一番の遊び相手は超大型犬のバーニーズ・マウンテンだ。3倍の体重がある相手に全力で立ち向かい、転がりあって遊ぶ。バーニーズのほうが先に息切れし、疲れてギブアップ。

22. 古代犬の優雅な現代生活
人と犬には、互いに寄り添うことによって共生関係を作り上げた、歴史がある。古代エジプト王朝で飼われていたバセンジー。古代エジプト王朝の滅亡後、約2000年間半野生の状態に置かれた。日本の生活へ順応することは、他の犬種よりも難しい。飼い主は、バセンジーのそのような特殊性を理解しなければ、飼育をうまくできない。他の犬よりも飼育が難しいバセンジーを例にして、犬の飼育に関する実践的なアドバイスを当記事で提供している。

23. 犬たちの愉快な交遊録
他の犬と問題を起こすことを恐れる飼い主は、自分の犬が他の犬に近づくことを避ける。犬にとって人は異種動物だ。集団性動物である犬は、犬仲間の社会生活を必要としている。飼い主がそれを正しく理解しないと、犬にストレスがかかり、そのストレスが飼い主に伝わる。社交性のかたまりのような愛犬を通して、犬の社会生活を分析した。犬どうしの愉快な出会いや仲良し犬たちのエピソードが、読者の心をほぐすことを期待したい。
強烈な個性
60. これがバセンジーの奇妙な鳴き声
古代犬バセンジーは吠えない犬として知られる。飼い主でさえも鳴き声を聞くことは滅多にない。時々通常の犬とは異なる奇妙な声を発する。記録するのが難しいバセンジーの鳴き声を動画に収めた。声の特徴や吠え方、それに吠えるときのタイミングについて解説している。バセンジーの独特な個性と行動についても書いている。 35. 犬の心、人の心
無から湧き出る宇宙
宇宙は高次元時空から誕生。そこでは物理法則が破たん。人には無の世界。異質な法則を受け入れると驚異の宇宙像が見える。エネルギーや重力が高次元との間で往来。多次元時間が無限の多様性を生む。
サイバー戦争の底知れない闇 サイバー世界戦争の深い闇
中国やアメリカなどの極秘活動。スノーデンによる衝撃的な暴露。金銭・情報窃取やインフラへのサイバー攻撃が急増。闇の中の究極の危機に触れながら、デジタル社会の可能性を考察。
誰も知らないオーストラリア
日本に対する好悪の歴史がオーストラリア人の心理を屈折させた。著者はオーストラリアに16年間滞在。オーストラリア人の錯綜した心理と行動を内部から観察し、論評を付け加えた。
人間として生きた犬の心
オーストラリアでもらい受けたディンゴ系雑種犬。日本へ連れ帰った。笑いと驚きに満ちた日常。最後の日々の不思議な行動。自ら経験したペットロス症候群の心の深淵を、研究者として探った。
脆弱な日本列島に乗った原発は時限爆弾 地震・原発列島
M9の巨大地震が太平洋に集中。その半数が日本に近い北辺に。地質学的にぜい弱な日本列島。巨大地震はいつでも発生。地震多発帯の原発は時限爆弾に乗った火薬庫。日本を壊滅させる可能性。
侵略者の体内へ飛び込むアンドロイド 黒のアンドロイド
人類を絶滅させた侵略者。人が作った復讐のマシン。怨念の塊。侵略者の意図は?マシンの存在理由は?壮大な未来の黙示録。
ポル・ポト審判
「ポル・ポト審判」など8編のショートストーリーを収録。ユーモア、ファンタジー、ホラー、SFなど多彩な内容。
笑いの時限爆弾、上巻
ポップでカラフルな一コマ漫画が多数。愛の不条理、現実の裏の妄想、イリュージョン、ほろ苦いしあわせ、名画の真実など。
笑いの時限爆弾、下巻
孤島では常識が非常識。先祖の苦労、非現実的な現実、影が語る真実、宇宙へ拡散した妄想。クスクス笑いを誘う。
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