宇宙
巻頭夢.
神が気まぐれで創った宇宙
日常生活に疲れた皆さん、途方もない夢想にふけると日常生活から遊離できる。ただし、人間の想像力を超えた時空に、私たちの宇宙が存在していることを知るのはちょっとショック。人間の手に負えない時空存在は、神の手にゆだねてしまうのが得策かも.....。その気まぐれな神が、何でもありの宇宙を絶え間なく創っている。
41.
外側から見た私たちの宇宙(図解)
3次元空間宇宙は、4次元以上の空間宇宙の一部だ。人間には高次元空間宇宙を知覚も認識もできない。視点を認知不能な高次元空間宇宙へ移動させることによって、常識とは異なる宇宙の姿が見えてくる。宇宙の果ての物理的意味や、膨張する宇宙の構造が明確になる。
18.
無の向こうに広がる高次元時空
私たちが認知できるのは、3次元空間と1次元時間(4次元時空)から成る私たちの宇宙だけだ。超ひも理論によると、宇宙誕生時から今まで、認知不能な高次元時空との間でエネルギーのやり取りが行われている。高次元時空には無限量のエネルギーが凝縮している。私たちの宇宙の全エネルギーが高次元時空由来だが、このエネルギーは再び高次元時空へ移動する。この過程を認知能力の限界に挑戦しながら述べている。
74.
宇宙は見えない高次元時空の表象
4次元時空しか認知できない人間には高次元時空は無になる。その無の時空で宇宙が準備される。高次元時空に存在する多数の宇宙が死を迎えると宇宙ブラックホールになり、宇宙の全エネルギーが高次元時空へ落ち込む。無限量のエネルギーが凝縮した高次元時空物理場の対称性が破れ、エネルギーの一部が次元が減少する方向へ噴出する。宇宙ホワイトホールとして誕生した私たちの宇宙の物理場の激動を解明した。
75.
宇宙を誕生させる謎の重力子
高次元時空から出現した宇宙の卵であるホワイトホールは、時間・物質・反物質・輻射の混合凝縮場だった。自発的対称性の破れによって平衡状態にあった物理場が励起し、1次元の時間が流れ始めると重力子が誕生した。超高密度の重力子の斥力によってインフレーションの引き金が引かれ、それがビッグバンにつながった。重力子が時空全体のエネルギーの移動で中心的な役割を担っているのは確かだが、高次元要素を内包した重力子はまだ実証されていない。
30.
量子論が描く驚異の宇宙像
53.
宇宙の基本構造
89.
AIが描いた驚異の量子像
波動関数で表現される量子の画像を、生成AIに描かせた。振動の中心が不明で、振動のエネルギーが限りなく広がる、極めて複雑な画像が得られた。画像生成を繰り返すと、毎回全く異なる画像が描かれ、不確定性原理にもとづいて作画されていることが分かった。複雑な数式とデータを使って量子を描く場合、人の頭と手よりも生成AIのほうが有効であることが、確認された。
82.
多次元時間が1次元になる不思議
誰もが、時間は過去から未来へ流れていると感じる。しかし、時間の物理的実体は証明されていない。現在把握されている時間の概念をまずまとめた。高次元時空へ踏み込むと無限次元の時間が見えてくる。その無限時間から、現象を推移させる1次元の時間が表出する過程を推論した。重力子が、時間を規定する重要な物理要素になると思われるので、重力子の役割を考察した。
進化
26.
宇宙の壮大なドラマから生まれた生命
2.
絶滅をバネに進化する生物
地球上に生物が誕生してから38億年が経過した。種の70%以上が絶滅する危機が、約10回も生物を襲った。地球から逃げられない生物は、生き残りのために巧妙な仕組みを整えた。絶滅を進化のきっかけとして使うようになった。絶滅がなければ進化はない。生命存在の柔軟極まりない本質に迫った。
10.
父の体臭を嫌う娘から進化が見える
父の体臭を嫌う娘がいる。父の体臭に対する娘の感情が、どのように形成されるのかを述べている。些細な日常生活の一部にも進化のメカニズムが認められる。嫌う娘も嫌われる父も気づかないが、それは近親交配を避けるためのメカニズムだ。嗅覚の進化や社会心理学を考慮した上で、家族の関係と絆を考察している。
50.
サバンナで生まれた人・犬運命共同体
犬の進化と社会性や自然環境との関わりを含む、動物行動学的な視点からミッシングリンクを埋めた。すると、犬は現世人類とアフリカで出会ったことが分かる。筆者が飼っている古代犬バセンジーの祖先の姿が見える。人・犬運命共同体は最強で、人類のユーラシア大陸への進出を助けた。
68.
ウイルスと戦う免疫系の謎
無から湧き出る宇宙
宇宙は高次元時空から誕生。そこでは物理法則が破たん。人には無の世界。異質な法則を受け入れると驚異の宇宙像が見える。エネルギーや重力が高次元との間で往来。多次元時間が無限の多様性を生む。
サイバー世界戦争の深い闇
中国やアメリカなどの極秘活動。スノーデンによる衝撃的な暴露。金銭・情報窃取やインフラへのサイバー攻撃が急増。闇の中の究極の危機に触れながら、デジタル社会の可能性を考察。
誰も知らないオーストラリア
日本に対する好悪の歴史がオーストラリア人の心理を屈折させた。著者はオーストラリアに16年間滞在。オーストラリア人の錯綜した心理と行動を内部から観察し、論評を付け加えた。
人間として生きた犬の心
オーストラリアでもらい受けたディンゴ系雑種犬。日本へ連れ帰った。笑いと驚きに満ちた日常。最後の日々の不思議な行動。自ら経験したペットロス症候群の心の深淵を、研究者として探った。
地震・原発列島
M9の巨大地震が太平洋に集中。その半数が日本に近い北辺に。地質学的にぜい弱な日本列島。巨大地震はいつでも発生。地震多発帯の原発は時限爆弾に乗った火薬庫。日本を壊滅させる可能性。
黒のアンドロイド
人類を絶滅させた侵略者。人が作った復讐のマシン。怨念の塊。侵略者の意図は?マシンの存在理由は?壮大な未来の黙示録。
ポル・ポト審判
「ポル・ポト審判」など8編のショートストーリーを収録。ユーモア、ファンタジー、ホラー、SFなど多彩な内容。
笑いの時限爆弾、上巻
ポップでカラフルな一コマ漫画が多数。愛の不条理、現実の裏の妄想、イリュージョン、ほろ苦いしあわせ、名画の真実など。
笑いの時限爆弾、下巻
孤島では常識が非常識。先祖の苦労、非現実的な現実、影が語る真実、宇宙へ拡散した妄想。クスクス笑いを誘う。
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