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423 犬は2年ぶりに会った人を見分けるか? 2021年10月9日

一昨日のことでした。ラッキーを連れて散歩していたときに、ロードレーサーが前方から走って来ました。その自転車が、私たちの横で突然に止まりました。乗っていた人は、全身を覆うロードバイクウェアで身を固め、ヘルメットをかぶり、マスクをし、サングラスをかけていました。誰なのかの判断どころか、男女の区別もできませんでした。

そのライダーが「ラッキー」と声をかけたのです。その声で女性であることが分かりました。けれども、私もラッキーも(一緒にいた妻も)不審そうに見つめるだけでした。女性はサングラスを取り、マスクをはずし、ヘルメットを持ち上げました。それで、私が通っていた歯科医院の歯科助手だったことが分かりました。彼女は2年前にその歯科医院を辞め、2年間会ったことがありませんでした。

彼女が歯科医院で働いていたときに、ラッキーとの散歩の途中で、よく歯科医院の前を通りました。患者が院内にいなければ、彼女は飛び出してきて、ラッキーをかわいがったのです。ときにはおやつもくれました。すっかり調子に乗ったラッキーは、散歩のルートに医院を入れることを、いつも要求しました。歯科医院の仕事の邪魔をしないように、私は気遣いをしなければなりませんでした。

女性が医院を辞めてからも、ラッキーの歯科医院通いが2年間続きました。そんなラッキーですが、ライダーの女性を医院にいた女性と気づかなかったのです。見かけだけではなく、恐らくにおいも異なっていたと思います。ラッキーの記憶の中にはない人になっていました。けれども、この女性が白衣を着て歯科医院から飛び出したならば、2年後の今でも即座に彼女を認めたはずです。

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ハチ公のファンには申し訳ありませんが、この偶然の出会いで感じたことがあります。10年近く渋谷駅へ通ったハチ公。飼い主が10年前と同じ姿で駅から現れたならば、飼い主の男性を認めたことでしょう。けれども、この飼い主が全く違った服を着て、駅とは違う場所でハチ公に会ったならば、ハチ公は飼い主を認めなかったと思います。

人も同じです。顔、体形、服装、それに会った場所などが以前と同じならば、脳に蓄積された相手の記憶がすべて活性化され、認知を容易にできます。そうでなければ、気づくのは難しい。

422 コロナ偏向報道の実体 2021年10月2日

昨年から現在まで、危機を煽り立てるコロナウイルスの偏向報道には、目に余るものがあります。この1~2週間の間にも、テレビの報道番組でこの偏向を見かけました。

一つ目の報道番組では、ドイツのコロナ対策が、システムとしてとてもよくできていることを、強調していました。それに対して、日本はいい加減すぎるという説明が、長々と続きました。ところが、その番組の最後に、付け足しのように、ドイツの現在までの死者数は、日本よりもずっと多い、という指摘がありました。ひな壇に並んだタレントたちが、一瞬驚きました。コロナ対策を理想的にやっているドイツで、なぜ死者数が日本よりもずっと多いのか?タレントたちのこの疑問に、キャスターは答えることができませんでした。

二つ目の番組では、イギリスをべたぼめしていました。システマティックな医療体制のおかげで、社会的な規制をすべて取り払えたことが、強調されました。それに対して日本は・・・、というお決まりのコメント。上の番組よりも偏向の度合いがひどかったのは、重症者数などに関してイギリスの統計しか示されず、日本よりも本当にいいのかどうかの判断を、視聴者ができないことでした。

新聞やネットを調べれば、誰にでもすぐに入手できる統計を書いておきます。昨日のコロナ死者数は日本34人、ドイツ72人、イギリス137人です。ドイツの人口は日本の67%なので、人口を日本と同じにすると、ドイツの死者数は109人。同じく、イギリスは256人。私が「日本でコロナ死者が少ない複合要因」で書いたように、日本の死者数は、昨年からずっと欧米を下回っているのです。

こんな簡単な統計を、菅前総理が知らないはずがありません。ところが、コロナ対策の弁解にこのような統計を使うことなく、総理を辞めました。

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マスコミは、なぜ必要以上に危機をあおるのでしょうか?国民が恐怖を感じて、報道から情報を得ることに執心するように、仕向けているのでしょうか?それに迎合する医師がいる。政治・行政が、その風に流されてしまっているために、サービス業や小売業が大打撃を受けています。ストレスでうつ病になる人が増えています。自殺者も増えています。
No. 419に書いたように、腫瘍と心疾患で亡くなる人の数は、コロナ死者数の約40倍に達します。報道に流されることなく、自分の身は自分で守る必要があるようです。

421 電子書籍更新版をどうぞ 2021年9月27日

紙の本と比べた作者にとっての電子書籍の利点は、いつでも容易に内容を更新できることです。私の電子書籍全7冊について、レイアウトなどを変更し、読みやすくしました。「人間として生きた犬の心」「無から湧き出る宇宙」は、表紙の絵を描き換えました。「無から湧き出る宇宙」は、No. 420に書いたように、内容を大きく変更したために、更新版を改訂版ということにしました。

iBooksとGoogleでの書籍データの更新は簡単でした。これまでに書籍を購入した方は、無料で更新版を読むことができます。楽天ではアップデートにややつまづき、「サイバー戦争の深い闇」がまだ未更新です。

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問題はAmazonです。Kindleは、ハイライト・ブックマーク・メモなどを頻用する、ヘビーユーザーを大事にしているようです。書籍データが更新されると、これらのマークが消えてしまうので、作者も読者も、更新を容易にできないようになっています。 No. 420に書いたような対策がうまく機能しません。更新版を入手するには、Amazonカスタマーサポートへ電話をするのが、一番確実なようです。面倒ですね。

私は、Kindleダイレクト出版の自分のページで、データをアップデートし、全書籍が更新されたことを確認しました。私が確認できる範囲ですが、サーバー内のデータが新しくなったのです。ところが、上のKindleの方針に従って、今までに購入された読者の皆さんが、更新版を入手できないばかりか、皆さんが目にする Amazonの書籍紹介ページの内容までも、更新されていません。

Kindleヘルプのページに、「内容を大きく変更した改訂版は、新しい本として出版すること」という記述がありました。第1版と第2版を完全に異なる本とするのは変ですが、Amazonの方針にさからうことはできず、改訂版は新しい本として販売を開始しました。 「Kindleストア」で、「無から湧き出る宇宙」の第1版と2版が、並んで販売されています。

以上、読者と作者にとって不都合といえば不都合ですが、よろしくお願いします。

420 改訂版「無から湧き出る宇宙」 2021年9月15日

拙著「無から湧き出る宇宙:量子力学から高次元時空へ」で述べている理論や仮説は、数が多いだけではなく、全体としてとても広範な科学領域を網羅しています。この本の執筆において、1つのストーリーのもとに全体的な整合性を取るのは難しく、第1版の脱稿までに4年弱かかりました。そこまで労力を注ぎ込んだにもかかわらず、読み返して、不都合な点が多々あることに気づきました。

第1版の出版から2年が経ちました。この数か月間、第2版出版のために内容を見直しました。未知だった領域を新しいアイディアで埋め、説明が不十分だった箇所では説明に意を尽くし、削除すべき箇所は削除しました。表紙の絵を変え、イラストを追加し、第2版は単なる更新以上になったために、改訂版としました。

最初から最後まで、全体を通して読みやすくしました。内容の理解が容易になったと思います。容量は400字詰め原稿用紙換算で628枚で、カラーのイラストが68枚です(Kindle版書籍で678ページ)。

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各電子書店ですでに電子書籍を購入した方は、更新版を無料で入手できます。ただし、書店によっては、手続きが面倒な場合があります。アマゾンでの入手法を、私の電子書籍紹介ページの「無から湧き出る宇宙」に書きました。念のためにここにも書いておきます。

改訂版入手法:アマゾンのサイトで「ログイン」>右上の「アカウント&リスト」プルダウンメニューから「コンテンツと端末の管理」を選択>「コンテンツ」をクリック>購入した本のリストが現れ、更新版がある場合は「アップデートがあります」の表示>それをクリックして更新版を入手。

419 自分の命の守り方 2021年8月19日

コロナ関連で、いろいろな思惑を持った人たちが、いろいろなことをテレビで話します。情報の受け手である私たちには、注意が必要です。

まず冷徹な事実を書きます。厚労省の統計では、2020年度の総死亡数が137万人で、前年から1万人弱減少しました。死因別では、悪性新生物(腫瘍)28%(38万人)、心疾患15%(21万人)、老衰10%(14万人)で、この上位3番までで死亡の半数を超えています。厚労省の別の統計によると、8月17日までのこの1年間における、新型コロナによる死亡数は、1万5460人です。最近の死亡数は1日に20~40人程度で、ドイツと同じくらいです。新型コロナが流行する前の2019年に、インフルエンザで死亡したのは3600人。コロナほどに注目されていたならば、死亡数は統計的にもっと増えたはずです。
腫瘍と心疾患で、59万人が亡くなっていることに注目してください。おおざっぱに言えば、腫瘍と心疾患で亡くなる可能性が、コロナの40倍に達します。生活の場における厳しい規制が、ストレスをかけるだけではなく、運動不足や栄養補給の低下を招きます。これらすべてが、回りまわって腫瘍と心疾患を増加させるばかりか、免疫能の低下をもたらすことによって、コロナを重症化させます(「万能免疫系を抑えるストレス」)。

既得権益を守りたい医師会が、危機を喧伝しています。しかし、コロナをインフルエンザ程度に扱ったほうがいい、という良心的な発言をする医師が、少数ながらテレビに登場するようになりました。ベッドのひっ迫が喧伝されていますが、これは日本の医療制度の問題(「教育と医療の重大な欠陥」)で、政治・行政と医師会が一緒になって解決できます。解決しなければなりません。

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私たちが自らできる対策を書いておきます。運動は代謝に影響することによって、免疫能を高めます。勿論、ストレス解消にもなります。公園などで散歩するときには、マスクをはずしても特に問題がありません。熱中症対策が必要。趣味などの楽しい活動が、脳を経由して免疫能を上げることが知られています(「日本でコロナ死者が少ない複合要因」)。

ビタミンCとDが、コロナを含めたウイルス増殖に、抑制効果があることが知られています(「日本でコロナ死者が少ない複合要因」)。感染が心配な皆さんは、どこでも買えるビタミン剤を服用してください。

コロナに効果がある既存の治療薬が知られています。安全が確認された以下のジェネリック薬です。転用には厚労省の承認の問題がありますが、承認が出ている薬もあります。リウマチの治療薬「アクテムラ」、「サリルマブ」、「バリシチニブ」。ステロイド剤「デキサメタゾン」。エボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」。抗寄生虫薬「イベルメクチン」。重症化した患者には、もろもろのいきさつを乗り越えて、積極的にこのような治療薬を使う必要があります。医師が勧めないならば、患者自らが要求してください。

418 人に適応しつつある新型コロナ 2021年8月5日

「日本でコロナ死者が少ない複合要因」を書いたとき、新型コロナウイルスが本当に「新型」なのか、確信を持てませんでした。現在は、「新型」であることに確信を持っています。

中国で最初の感染が確認されてから2年近く(1年9か月または1年11か月)が経過し、この間にウイルスの変異が進みました。現在は感染性が強いデルタ型が、世界中に広がっています。この変異は、ウイルスの宿主(コロナの場合は人)への一般的な適応過程をたどっています。

「日本でコロナ死者が少ない複合要因」に書いたように、新しく人に感染したウイルスは、個体内で増殖しやすくなると同時に、遺伝的に異なる多くの宿主へ感染が可能になるように、自ら進化を続けます。宿主が健康で動き回るほうが、ウイルスの拡散に有利になりますから、ウイルスの病原性が次第に弱まります。時間はかかりますが、個体の生存を助けるような役割まで、担うようになることがあります(「驚異の生存メカニズム」)。

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ワクチンの副反応を怖がる人がいます。副反応の主体は、ワクチンとして接種されたウイルスに対する炎症反応です。局所性または全身性の痛みがあり、発熱します。これは免疫反応の第1歩で、巷間いわれるように、免疫能が高い女性や若い人で副反応が強く出る傾向があります。高度な免疫が獲得される前兆なので、心配する必要はありません。

この最初の炎症反応に継続して、「ウイルス免疫誘導のダイナミズム」に書いたように、複雑な免疫反応が惹起されます。コロナウイルスに感染したことのある人が、ワクチンを接種すれば、ブースター効果を期待できます。また、1回でも接種が済んでいれば、コロナウイルスの自然感染でブースター効果を得られます。ワクチン接種と自然感染の協調によって、高度な集団免疫の獲得が加速されます。

オーストラリアは、厳しい隔離政策で国外から入る人の数を制限しています。それでもクラスターが発生しています。隔離政策に頼りすぎたために、ワクチン接種が遅れています。このような状況下では、国民の集団免疫獲得までに長い時間がかかります。それまではロックダウンが繰り返されることになり、経済と健康へのダメージが長期的に大きくなります。

417 虐待された犬が子供の命を救った 2021年7月4日

愛犬を亡くし、ペットロス症候群で涙を流した皆さん(No.409「犬の死、泣いていいのです」)が、涙を浮かべてしまうオンライン記事を見つけました。タイトルは「飼い犬が赤ちゃんを攻撃?!」

原文は英語で、自動翻訳で日本語へ翻訳したようです。とてもたどたどしい日本語になっています。速読ではその日本語を理解するのが難しく、意味を考えながら、ゆっくりと読まなければなりません。それで、より強く胸が打たれてしまいます。たどたどしい表現が、時によっては大事なのだな、と妙に感心してしまいました。

オンライン記事にしてはやや長いので、要点を次に書きます。興味がある方は、写真付きの原文をお読みください。

17カ月令の娘を持つ女性が、娘のために犬を飼うことにした。犬がいると、子供が肉体的にも心理的にも健康に育つ、と言われているからだ。犬の命を救いたいと考え、シェルター(保護施設)から引き取ることにした。同じ理由で、私も保護犬だったモンタを引き取った(「ペットが命の重みを教えてくれる」)。女性は、おとなしくやさしそうに見えた大型犬のドーベルマンを選んだ。引き取った日から、犬と娘は一緒に遊んだり寝たりした。
4日後に事件が起こった。
庭の少し離れたところで娘と犬が遊んでいるのを、夫婦が見ていた。それまでやさしかった犬が、突然に攻撃的になった。娘を脚でたたいて横へ飛ばした。おむつをくわえ、前後に振って娘を放り投げた。驚いた夫婦は、あわてて娘を犬から引き離した。そして見た。草の間を遠ざかっていく蛇の姿を。猛毒の蛇にかまれた犬は、地面にどっと倒れマヒ状態になった。とても悲しそうに細く鳴いた。夫婦は犬の命を救うために、全力をあげることになった。そのおかげで犬は九死に一生を得た。

シェルターに入れられたとき、犬はやせ細り肋骨が折れていました。虐待されていたのです。人間から暴力を受けると、人間に敵愾心を燃やす可能性があります。けれども、虐待されたにもかかわらず、自分を愛する人間を受け入れる気持ちは、失っていなかったようです。引き取られてからわずか4日後、この短い間に与えてくれた愛に応え、自分の命を投げ出して子供の命を守る行動に出たのです。

以上は、オーストラリアで実際にあった話です。オーストラリアには猛毒を持つ蛇がいるので、旅行中は注意してください。特に、郊外にある、草が生い茂った公園では油断をしないでください。

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ラッキーの友達の中に、保健所で保護されていた犬がいました。この犬は、人間に対しては敵意を示さなかったのですが、他の犬が近づくことを完全に拒否しました(「犬たちの愉快な交遊録」)。例外は、ラッキーともう1頭だけでした。保護される前に、他の犬との間でトラウマが生じる環境にいたのだと思います(例えば、悪徳ブリーダーの過密飼育)。

416 結果として生物兵器になった新型コロナウイルス 2021年6月17日

バイデン大統領が、今までの倍の努力をして、新型コロナウイルスの発生源調査をするようにと、情報機関に指示しました(5月26日)。調査期間は3か月とされています。ここに至るまでの伏線をおさらいします。

武漢ウイルス研究所は、遺伝子の機能を増強させる研究を行っていて、コウモリのウイルスを人工的に造り替える実験をしていた(機能獲得実験)。米疾病対策センターの前ディレクターによると、感染能が高まったコロナウイルスが、2019年の9月か10月に、武漢ウイルス研究所の研究員に感染。米情報当局者が、武漢ウイルス研究所の3人の所員が、2019年11月に入院した、と述べた。WHOの専門家チームが2021年1月に武漢に入り、中国当局の監視下で調査を行ない、「研究所から流出した可能性は最も低い」と結論した。米スクリプス研究所の研究者が、問題のウイルスのゲノムの変異は、自然変異によるものとは思わない、という内容のメールを、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長に送った(2020年1月31日)。WHOのテドロス事務局長が、研究所流出説を排除するにはさらなる調査が必要、と述べた(2021年3月)。
今年に入ってから、世界各地の20数人のアマチュアの「探偵」が、インターネット上の膨大な情報をかき分け、断片的な情報をつなぎ合わせている。このグループの名前はDRASTICで、ウイルス研究者も含まれる。分かったこと。武漢ウイルス研究所のデータベースの多くが削除されている。公表された報告書から虚偽が多数発見された。武漢ウイルス研究所は、コウモリ由来のコロナウイルスを長年研究してきたが、安全管理はお粗末で、流出の可能性が常にあった。新型コロナの発生源とされた、武漢の海鮮市場で最初の集団感染が起きるよりも何週間も前に、研究所で既に感染者が発生していた。

海鮮市場でコウモリから人へ感染したならば、不可抗力の側面があり、感染の詳細が明らかになることを、中国政府が怖がる必要はありません。そもそも、中国政府がこの感染の可能性を認めています。しかし、状況証拠は、中国政府が真実を隠していることを示唆しています。

2020年初頭に、米疾病対策センターが、ウイルス研究者を中国へ派遣し、中国の感染対策に協力することを提案。中国政府は、この提案を完全に拒否。2020年4月に、オーストラリアのモリソン首相が、コロナウイルス感染源の独立調査団派遣を申し出ました。世界中の専門家による感染源調査の提案は、至極当然のように思われました。ところが、オーストラリアの提案は、中国政府の激しい反発に会ったのです。

中国政府は、 オーストラリアからの輸入品に高関税をかけたり、輸入を停止するという、信じられないような報復を行ないました。 対象品目は、 石炭、大麦、銅鉱石・精鉱、砂糖、木材、ワイン、ロブスターなど、多種に渡ります。パンデミックを起こしたウイルスの起源調査要請に、このように激しく反応すること自体が、他国に知られたくない秘密を持っていることを、強く示唆しています。

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遺伝子解析装置やDNA合成装置が、世界の研究所で普通に使われています。ウイルスの病原性を高めて生物兵器にすることは、難しいことではありません。コロナウイルスによる死者は、世界で約380万人なのに対して、中国では約5000人に過ぎません。もしも、中国が意図的に強病原性のコロナウイルスを開発し、世界に拡散させたならば、有効な生物兵器の開発に成功したことになります。

この事例から学んだ国が、他のウイルスを生物兵器として開発する可能性があります。そのような意図をくじくためにも、武漢での発生源調査が厳密に行われなければなりません。生物兵器の開発は、理に合わないことを明確にする必要があります。
新型コロナウイルスの感染が偶発的だったならば、この調査は、中国に対する余計な疑いを晴らすことにつながります。すなわち、中国にとってもプラスになる。

415 できることをやらない医師会 2021年6月8日

日本医師会の中川会長、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長、そしてテレビに顔を出している医師の多くの発言が、無責任すぎます。

国民の半数がワクチン接種をすれば、コロナ感染が終焉に向かうことは、イギリス、イスラエル、アメリカなどの事例から明確になりました。これは、私が2020年6月に「ウイルス免疫誘導のダイナミズム 」で指摘した通りの結果です。

日本の病院にはベッドがとても多いにもかかわらず、コロナでベッドが逼迫する理由は、2017年7月に書いた「教育と医療の重大な欠陥 」で述べた通りです。医療保険によって支えられている病院が、国民の医療に貢献するのは当然です。けれども、医師会の関心が既得権益を守ることにあるために、分かりきった改革を今までやることがありませんでした。その結果、コロナ渦で必要以上の不安を日本人に与えています。

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ここでは、ある程度の時間がかかる医療制度の改革には触れません。医師会が、今すぐできるのにやらない問題に触れます。

遅ればせながら、日本は必要量のワクチンの確保ができるようになりました。4日には、124万回分のアストラゼネカワクチンを、台湾へ無償提供したほどです。けれども、ワクチンが十分量あるにもかかわらず、ワクチン接種が加速しているとは言えない現状があります。

ワクチンを接種する医師が不足しているのが、主要な原因です。中川会長が、医師会の既得権益を守るために、医師以外の職業の人がワクチン接種をすることに反対していました。状況が状況なので、さすがに医師以外の人も、接種することが認められるようになりました。ワクチン接種は採血よりもずっと簡単です。医師だけではなく、看護師、救急救命士、歯科医師、獣医師、薬剤師、医学部・歯学部・獣医学部・看護学部・薬学部の学生にもできます。

今、やるべきこと。中川会長、尾身会長やテレビのコメンテーターである医師が、全国の医師にワクチン接種に協力することを呼びかけてはどうですか?感染者や重傷者を減少させることが、ベッド逼迫の最良の対策になることは小学生にも分かります。感染拡大を止めるためにワクチン接種が有効であることは、今や世界中の人が知っています。

日本の重症者と死者をこれ以上増やさないだけでなく、オリンピックを安全に開催するために、日本中の医師がボランティアでワクチン接種をしてはどうですか?今やれば、まだオリンピックに間に合います。経済効果を考慮すると、追い詰められた観光業者などがどれほど助かることか....。中川会長、尾身会長、そしてテレビでコメントする医師が、上のアピールをしなければならない。
中川会長や尾身会長が、率先してワクチン接種を行ってはどうですか?中川会長や尾身会長がおっしゃるように、日本は「緊急事態」にあるのですよ。行動を起こしてください。

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